cachikuのブログ

元「本を読んだ気になるブログ」です。個人の備忘録である点は変わりません。

クラウゼヴィッツ『戦争論』vol.006|戦争は相手に「勝てない」と思わせられるかどうかも重要

《参考図書

 

《今話で取り扱う範囲》

  • 戦争における目的と手段(第1篇・第2章|〜p.75)

 

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戦争は相手に「勝てない」と思わせられるかどうかも重要

第1章で、戦争がいかに複雑で変化に富んでいるのか、その実態が分かりました。戦争には「交互作用」が内在するものの、それはあくまでも理論上の話。実際の戦争は国民や政治、経済などさまざまな要素の影響を受けて、戦争を引き起こす理由(動因)が強まったり弱まったりします。

第2章では、この「変化に富んでいる」こと、つまり純粋に理論によってのみ考えられないという性質が、戦争の目的と手段にどのような影響を与えるのかを見ていきます。

 

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