cachikuのブログ

元「本を読んだ気になるブログ」です。個人の備忘録である点は変わりません。

アイデアのフタの開け方

ラノベを書いていて一番楽しいのは、書いている時ではなく話を考えている時だったりします。ただ、この話を考えている時、つまり設定やストーリー、キャラクターについて練っている時間は、同時に拷問でもありました。よく言われる「生みの苦しみ」というものを、多少ながら痛感した気がします。

今回は、そんなアイデアに詰まった時に、どうやったらフタを開けられるのか? 個人的に試してみて効果がありそうだと思った方法について備忘しておきます(最近、仕事で困ったので。笑)

 

ちなみに、ラノベ書いている時の方法なんで、仕事とかで役に立つかは不明です。その点だけ含み置きください。

 

 

マインドマップのようなものをつくる

ラノベの作品のストーリーや設定を考えるときによくやるのが、マインドマップのようにアイデアを広げていく方法です。

 

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こんな感じですね。

拡大すると、以下のような感じです。

 

 

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……汚いですね、字。苦笑。

ちなみにこれはGA文庫に応募した『高卒参謀長と《白鯨殺し》の少女』の原案を模索していたときのものです。当時は異世界転移ものじゃなくて、最弱こそ最強な主人公にしようとしていたみたいですね(左のほうの赤い丸)

 

やり方としては単純で、

  1. まず紙の中心にテーマを書く
  2. そのテーマから連想できることを好きに書く
  3. 2. で書いたものからさらに連想できることを好きに書く

といっただけです。要は連想ゲームですね。

 

この方法を採る上で意識しているのは「こんな作品にしよう」という前提のもとで連想しないという点です。先入観があるとだいたい失敗するので。だから、なんでも思いついたものはとにかく書いていきました。そのアイデアが作品に盛り込まれるかどうかは別として。

 

ちなみに以前、これをXMindなどのマインドマップ作成ツールを使ってやっていたこともあるのですが、作成物の容量が大きいので止めました。ただ便利なツールではあるので、興味のある方はぜひ調べてみてください(無料で使えます)

 

XMindリンク

http://jp.xmind.net/

 

また、XMindを使わなくなった理由としては、手を動かしていたほうがアイデアが湧きやすい気がする、というのがあります。まるで根拠ないんですけど。

あと、XMindだと「パソコンの画面に映っている範囲」の情報しか一望できないんですけど、紙であればマインドマップ全体を一望できます。実はこれがけっこう大きくて、左上と右下という一見まるで関係ない部分が結びついてポコンとアイデアが出たりもするのです。これはXMindでは、なかなか起こらない現象でした。

 

ちなみに、同作の海戦シーンなども、だいたい紙の上でアイデアをつくっていました。

 

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これが一戦目ですね。

ここにはストーリーとして必要な展開だけではなく、あり得る可能性をすべて書き出していました。「もっとこうしたほうがいいじゃん」「その展開あり得なくない?」という、いわば「これおかしくない?」を徹底的に排除するためです。そのため紙の上には作中に存在しない動きや展開なんかも、いろいろ書いてあります。

 

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一戦目の全体像は、こんな感じ。

 

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これは軍議の場面用ですね。仮想ヨーロッパを舞台に、どこにどの国があるのか、国同士の関係性はどうなっているのか、それぞれの海や河川にはどんな特徴があるのか、軍港はどこにあってどんな特徴があるのか、どこにどの程度の規模の戦隊が配置されているのか、互いの連携はどうなっているのか、などなど。

これ書いてる時間が一番楽しいかもしれません。笑。

 

*関係する情報にたくさんふれる

ラノベのアイデアが欲しいなら、とにかくラノベをはじめとする小説をたくさん読みます。仕事なら、その仕事に関係するサイトやブログや雑誌、あと新聞なんかを、とにかく大量に読みます。アイデアは結局、保有する経験や知識の総量によって決まると思っているので。

 

そのために、大きな本屋をぶらぶらすることが多いです。丸善ブックファーストなんかがやりやすいですね。だいたい2〜3時間くらいぶらぶらしています。もはや軽く不審者です。苦笑。

やっていることは、欲しい情報のジャンルが並ぶ棚へ行き、そこにある本たちの背中を眺めて気になったタイトルの概略を読みます(文庫本の背表紙やそでに書いてあるやつです)。それで気になったら、とりあえず買います。中をざっと読んだりはせず、衝動買いです。仕事でも同じですね。

 

余談ですが、仕事で意外と重宝するのが、新聞ですね。世間的には最近、新聞が嫌煙されているため、誰も知らない情報(というとさすがに大げさですが……)を手に入れる上で意外と役に立ちます。ただ新聞の場合、情報との出逢いはあくまで「偶然」ですので、コストに見合うだけの質と量が担保されるかどうかは、人によるとは思います。

 

ちなみに、ネットで「なにかいいアイデアないかなぁ」と検索することは、ほとんどしません。検索行動は自分が知っていることの延長線上の情報しか手に入らない、情報との出逢いが「偶然」ではなくなる可能性が高いと思っているからです。基本的に新しいアイデアがほしいときは、なるべく「偶然」に身を委ねるようにしています。

 

*ネット小説のタイトルを眺める

ただ、ネット小説のタイトルを眺めるというのは、よくやっています。特に作品の新しいコンセプトを考えているときに、この方法がすごく助かります。

やることは単純。まず、ネット小説サイトでひたすら作品のタイトルだけを眺めていきます。そして気になったものがあったら、ネタ帳にチェックする、これだけです。

 

本屋でタイトルを眺めるというのもよくやりますが、このためだけに行くのは面倒くさいので、上記の情報収集のときに一緒にやっていま。また、刊行書籍は「ビジネス」を目的としてタイトルがつけられているため、どこかで見たようなタイトルが多くて、あまり参考になりません。またそのためか、途中で飽きることが多かったですね。

ネット小説にもそうしたタイトルは多いですが、けっこうな確率ですごいセンスのタイトルに出逢えます。そのタイトルから作品の中身を想像しているだけで楽しくなってくる、そんなタイトルたち。だから、飽きることもほぼありませんでした。

 

ニコニコ動画でプレイ動画を見まくる

ニートの期間中、毎日ニコニコ動画を見ていました。文字通り、朝・起きてから、夜・寝るまで。作品を書いたり、本を読んだりしているかたわらで、いつもニコニコ動画を起動して自分が遊んだRPGのプレイ動画をひたすら流していました。

これはストーリーのネタを収集するためです。特に昔のRPGを流していました。理由は単純で、超王道なストーリーが多いからです。実際、こうして思い出したストーリーをきっかけに蓋が開くことはけっこうありました。

 

ラノベに関していえば、個人的には奇をてらった作品も好きなのですが、やはり売れるのは王道だと思っています。じゃあ、なんで GAにあんな作品で応募したんだよって話なんですけどね……(どうしても書きたかったんですよ、えぇ……。苦笑)

 

特に「いつかこのゲームみたいな作品を書きたい」と思った動画は、徹底的にマイリスにつっこんで、定期的に見ています。『サガフロ』とか『WA2』とか『大神』とか。

余談ですが、『WA2』は、この年になると、見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの超王道ストーリーで、たまりませんね。当時もロードブレイザー戦をはじめ数々の場面で泣かされましたが、いまでも涙が出ます。『シンフォギア』もいいですけど、こっちのリメイクとかもしてくれないかなぁと切に望むばかりです、そうしたら絶対ハードごと買いますから、なにとぞなにとぞ……。

 

エロゲーをプレーする

冗談ではありません。苦笑。ニート時代の3年半で、同人作品も含めて150本くらいプレーしたと思います。

エロゲーの利点は、キャラクターのアイデアが豊富にあること。人物的な奥行きという点では、ラノベ作品のほうが参考になることが多かったですが、キャラクター造形や性格、容姿などはエロゲーのほうが情報量が圧倒的だと思っています。だから「キャラクターの奥深さ=縦」はラノベを、そして「キャラクターの造形や性格などの表面的な設定面=横」はエロゲーをといった感じで、それぞれ参考にしていました。

ちなみに『高卒参謀長〜』に登場するレイナのモデルは、ある有名なエロゲー(シミュレーション)のヒロインです。彼女は銀髪ですが、蒼くしてもらうと、もしかしたらピンとくる方もいるのではないかと……。笑。

 

なんかほかにもいろいろやっていた気がするんですが、思い出せないので(それくらい些細なことなんでしょう。笑)、とりあえずここまで。

書いていて思いましたけど、仕事の上ではなんの参考にもなりませんね。笑。

 

今日のところは眠いので、寝ます。

 

 

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《露骨な宣伝》

趣味で海戦の小説を書いていたりします。

100,000PV、ありがとうございます。

 

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